心のケアナースブログ
いつもあなたの傍に:HSP看護師のメンタルサポート
HSP

【HSPとHSSの違い】刺激を求めるのに繊細? あなたはどっち?

はじめに

「周りの人に比べて、些細なことに傷ついたり、疲れやすい…」
「刺激に敏感で、人の感情に振り回されやすい…」

そう感じていませんか?

それは、あなたが HSP(Highly Sensitive Person)=「人一倍敏感な人」 かもしれません。

しかし、HSPの中には、 刺激を求めて行動する人も います。

「え、刺激に敏感なのに、刺激を求める…?」

矛盾しているように聞こえるかもしれません。

実は、 HSPには「HSS(High Sensation Seeking)」という特性を持つ人がいる のです。

HSSとは、 新しい刺激や強い刺激を求める気質 のこと。

つまり、「HSS型HSP」の人は、 刺激に敏感で傷つきやすいHSP気質を持ちながら、同時に新しい刺激を求める、という二面性を持つ ことになります。

HSPって何?

まず、HSPから説明しましょう。HSPは「Highly Sensitive Person(非常に敏感な人)」の略です。HSPの人は:

  • 周りの環境に敏感
  • 音や光、匂いなどの刺激に強く反応する
  • 他人の感情を敏感に感じ取る
  • 深く物事を考える傾向がある

つまり、HSPの人は世界をとても繊細に感じ取るんです。

HSSは違うの?

一方、HSSは「High Sensation Seeking(高感覚追求者)」の略です。HSSの特徴は:

  • 新しい経験を求める
  • 冒険や刺激的な活動が好き
  • 退屈を嫌う
  • 変化や多様性を楽しむ

HSSの人は、刺激的な体験を求めて積極的に行動する傾向があります。

混乱しそう…でも大丈夫!

「えっ?刺激に敏感なのに刺激を求める?矛盾してない?」と思った方もいるかもしれません。実は、HSPとHSSは別々の特性なんです。つまり:

  • HSPだけどHSSではない人
  • HSSだけどHSPではない人
  • HSPでもHSSでもある人
  • どちらでもない人

この4つのパターンがあるんです。

あなたはどのタイプ?

自分がどのタイプなのか、ちょっと考えてみてください:

  • 刺激に敏感で、静かな環境を好む → HSPかも
  • 新しい冒険が大好きで、退屈が苦手 → HSSかも
  • 繊細だけど、新しい経験も大好き → HSPとHSSの両方かも
  • 特に当てはまらない → どちらでもないかも

どのタイプでも、それぞれに素晴らしい特徴があります。大切なのは、自分の特性を理解して、それに合った生活を送ることですね。

まとめ

HSPもHSS型HSPも、 どちらもその人の個性 です。

どちらが良い・悪いということはありません。

大切なのは、 自分がどちらの気質を持っているのかを知り、自分に合った方法でストレスを管理すること です。

もしあなたが、

  • 周りの人に比べて、些細なことを気にしてしまう
  • 感受性が強く、人の感情に左右されやすい
  • 一方で、新しいことや刺激的なことが大好き!

と感じているなら、 HSS型HSPの可能性 を考えてみてください。

自分の特性を理解し、うまく付き合っていくことで、より快適で豊かな毎日を送ることができるはずです。

ABOUT ME
ヒロユキ
【生きづらい毎日が少しづつ楽になる情報発信をしています】看護師18年目|2歳と4歳の育児中|HSS型HSP|自分に自信がもてない繊細な人に寄り添いたい|活動理念は「信頼できる相談相手」です。 https://lit.link/hiroyukiHSP