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メンタルヘルス

メンタルがジェットコースターのように不安定?完璧主義を手放して心を安定させる3つの方法

はじめに

最近、気分の浮き沈みが激しくて、まるでジェットコースターに乗っているみたい…そんな風に感じていませんか?実は、その原因は「完璧主義」にあるかもしれません。

真面目で頑張り屋さん、責任感も強い。一見、素晴らしい長所のように思えるこれらの特徴ですが、度が過ぎると、かえってメンタルの不安定さを招いてしまうことがあります。常に100%を目指し、少しでもミスがあると自分を責めてしまう。そんな完璧主義な人は、知らず知らずのうちに心に大きな負担を抱え込んでいるのです。

なぜ完璧主義だとメンタルが不安定になるのでしょうか?

それは、完璧主義の根底に「人に認められたい」「期待に応えたい」という強い思いが隠れているからです。常に周りの評価を気にし、期待に応えようと必死になるあまり、自分の心の声に耳を傾けることができなくなってしまうのです。

つまり、自分の価値基準が他人軸になっている状態。周りの評価が良い時は気分が上がり、逆に評価が低いと感じると一気に落ち込んでしまう。まるで他人に操られている操り人形のように、心が振り回されてしまうのです。

では、どうすればこの辛い状況から抜け出せるのでしょうか?

実は、考え方や行動を少し変えるだけで、驚くほど心が安定するようになります。ポイントは「他人軸」から「自分軸」へと意識をシフトすること。他人からの評価ではなく、自分自身を認め、大切にすることが重要です。

具体的には、以下の3つの「完了主義」を実践してみてください。

1. 7割で合格点!

完璧主義の人は、常に120%を目指してしまいがち。しかし、それは大きなプレッシャーとなり、疲弊してしまう原因になります。まずは「7割できればOK!」という気持ちで取り組んでみましょう。完璧でなくても、行動した自分を褒めてあげることが大切です。

例えば、部屋の掃除をする場合、完璧に隅々まで綺麗にするのではなく、「今日は床だけ拭こう」「テーブルの上だけ片付けよう」など、小さな目標を設定してみましょう。7割でも達成できれば、十分頑張ったと言えるはずです。

2. 適度に休む!

頑張り屋さんは、休むことに罪悪感を抱きがちです。しかし、心も体も休ませることは、パフォーマンスを維持するために必要不可欠です。疲れたと感じたら、無理せず休息を取りましょう。

好きな音楽を聴いたり、ゆっくりお風呂に入ったり、自然の中で深呼吸したり…自分なりのリラックス方法を見つけて、心身をリフレッシュさせましょう。

3. 1人で抱え込まない!

完璧主義の人は、何でも自分で解決しようとしてしまいがちです。しかし、一人で抱え込みすぎると、大きな負担となってしまいます。困ったことがあれば、周りの人に相談してみましょう。

家族や友人、同僚など、信頼できる人に話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になるはずです。一人で抱え込まず、周りの力を借りることも大切です。

これらの「完了主義」を実践することで、徐々に他人軸から自分軸へと意識がシフトし、心の安定へと繋がっていきます。

完璧主義は、決して悪いことではありません。しかし、それが原因で苦しんでいるのであれば、考え方や行動を見直してみる必要があるかもしれません。

「7割で合格点」「適度に休む」「1人で抱え込まない」この3つの「完了主義」を意識して、自分自身を大切にすることから始めてみましょう。きっと、穏やかで安定した毎日を送ることができるはずです。

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ヒロユキ
【生きづらい毎日が少しづつ楽になる情報発信をしています】看護師18年目|2歳と4歳の育児中|HSS型HSP|自分に自信がもてない繊細な人に寄り添いたい|活動理念は「信頼できる相談相手」です。 https://lit.link/hiroyukiHSP