心のケアナースブログ
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「人が嫌いじゃないのに疲れる」繊細なあなたが楽になる方法

「人と一緒にいると疲れる…」

そう感じること、ありませんか?

別に人が嫌いなわけじゃない。むしろ、仲良くなりたい気持ちはあるのに、なぜか心の距離が縮まらない。

「自分がいると迷惑かな」「自分なんていない方が良いんだ」

そんなネガティブな考えが頭の中をぐるぐると巡り、気づけば自ら距離を取ってしまっている…。

もし、あなたがこんな風に感じているなら、それは「あまのじゃく」なあなたの素敵な個性かもしれません。

人付き合いが疲れるのは、繊細で優しい心の持ち主だから

「あまのじゃく」とは、素直に自分の気持ちを表現できない人のこと。

本当は仲良くなりたい、一緒にいたいと思っているのに、なぜか反対のことを言ったり、行動したりしてしまいます。

なぜそんな風に振る舞ってしまうのでしょうか?

それは、あなたが繊細で優しい心の持ち主だからです。

相手の気持ちを察する能力が高く、傷つけないように、嫌われないようにと、無意識に自分を抑えてしまうのです。

そして、その反動が「人と一緒にいると疲れる」という感覚に繋がっているのかもしれません。

「自分なんて…」と悩むのは、自己肯定感が低いから?

「自分がいると迷惑かな」「自分なんていない方が良いんだ」

こんな風に考えてしまうのは、自己肯定感が低いことが原因の一つと考えられます。

自己肯定感とは、「自分は自分であることに価値がある」と感じる感覚のこと。

自己肯定感が低いと、自分の存在意義を見出せず、周りの人に認められることでしか自分の価値を確認できません。

そのため、「相手にどう思われているか」が常に気になってしまい、疲れてしまうのです。

あまのじゃくなあなたも、本当は愛されたい

あまのじゃくなあなたは、一見クールで人に興味がないように見えるかもしれません。

でも、それは本当の姿ではありません。

心の奥底では、誰よりも愛情を求めています。

ただ、素直に気持ちを表現できないだけで、本当は誰かと心から繋がっていたいのです。

愛らしい「あまのじゃく」さん。そのままでいいんです

あまのじゃくな性格は、決して悪いものではありません。

むしろ、人間らしくて魅力的です。

自分の弱さを認め、素直になれない自分を愛せる人は、きっと周りの人からも愛されます。

だから、無理に変わる必要はありません。

ありのままのあなたで、周りの人と関わっていきましょう。

周囲との距離の縮め方

とはいえ、「やっぱり人と仲良くなりたい」「疲れるけど、孤独は嫌だ」そう思う人もいるでしょう。

そんなあなたに、いくつかアドバイスを贈ります。

  1. 小さなことから始めてみる:
    最初から大人数で過ごすのは疲れてしまうかもしれません。まずは、信頼できる友人や家族など、少人数で過ごすことから始めてみましょう。
  2. 自分の気持ちを少しずつ伝えてみる:
    「本当は嬉しい」「本当は寂しい」など、素直な気持ちを少しずつ伝えてみましょう。相手に受け入れてもらえる経験を積み重ねることで、自己肯定感を高めることができます。
  3. 無理のない範囲で人と関わる:
    人付き合いは、義務ではありません。疲れた時は、無理せず一人で過ごす時間を取りましょう。自分のペースで、人との距離感を調整することが大切です。
  4. SNSを活用する:
    直接会うのが苦手な人は、SNSで人と繋がってみるのも良いでしょう。自分の好きなことや興味のあることを発信することで、共通の趣味を持つ人と出会えるかもしれません。

あまのじゃくなあなたも、きっと大丈夫

人付き合いが苦手なあなたも、決して一人ではありません。

同じように悩んでいる人は、たくさんいます。

自分を責めずに、ありのままの自分を認め、愛せるように、一歩ずつ進んでいきましょう。

そして、いつか心から信頼できる人と出会い、深い絆を育んでいけることを、心から願っています。

ABOUT ME
ヒロユキ
【生きづらい毎日が少しづつ楽になる情報発信をしています】看護師18年目|2歳と4歳の育児中|HSS型HSP|自分に自信がもてない繊細な人に寄り添いたい|活動理念は「信頼できる相談相手」です。 https://lit.link/hiroyukiHSP