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メンタルヘルス

人と比べて落ち込んでしまうあなたへ。人生の主役は、あなた自身です。

はじめに

「あの人は私より仕事ができる」「あの人は私よりスタイルがいい」「あの人は私より幸せそう」…周りの人と自分を比べて、落ち込んでしまうことってありますよね。SNSを開けばキラキラした日常が溢れていて、余計に「自分なんて…」と思ってしまうかもしれません。私も、以前はそんな風に他人と自分を比べてばかりで、常に焦燥感に駆られていました。結果ばかりが気になって、なかなか心から楽しむことができませんでした。

でも、ある時ふと気づいたんです。人生の主役は、他の誰でもない、私自身だって。

なぜ他人と比べてしまうのか?

私たちは、どうしても他人と自分を比べてしまいがちです。それは、社会的な生き物として、周りの人と自分を比較することで自分の立ち位置を確認しようとする本能的な行動だからかもしれません。特に現代はSNSを通して、常に他人の生活を目にする機会が多いですよね。

他人と比較することで、自分の足りない部分が見えてきて、向上心につながることもあります。しかし、度が過ぎてしまうと、自信を失ったり、劣等感を感じたり、ネガティブな感情に支配されてしまうこともあります。

主語を「私」に変えてみよう!

そこで私が実践し始めたのが、「主語を私に変える」ということ。他人ではなく、「私が」どうしたいのか、「私が」何が好きなのか、「私が」何に幸せを感じるのか、に意識を集中するようにしました。

例えば、「あの人は素敵なキャリアを築いているな…」と思うのではなく、「私はどんなキャリアを築きたいんだろう?」と自問自答してみる。「あの人はいつもおしゃれだな…」ではなく、「私はどんなファッションが好きなんだろう?」と考えてみる。

最初は少し難しいかもしれません。でも、意識して続けていくうちに、自然と自分の内面と向き合うことができるようになります。すると、「私はこれが好きだったんだ!」「私はこれがしたかったんだ!」と、忘れていた自分の気持ちや価値観に気づき始めるんです。

「私」を見つめることで得られるもの

「私」を主語にして考えることで、驚くほど心が軽くなりました。他人と比べる必要がなくなるので、無駄な焦燥感や劣等感から解放されるんです。そして、自分の本当にやりたいこと、好きなことに集中できるようになります。

例えば、私は昔から文章を書くことが好きでした。でも、「私なんて…」という気持ちから、なかなか自分の思いを形にすることができませんでした。しかし、「私」を主語にするようになってからは、周りの目を気にせず、自分のために文章を書くようになりました。すると、書くことが楽しくて仕方がなくなり、今ではブログを通して多くの人と繋がることができています。

また、「私」を主語にすることで、自分の小さな幸せにも気づくことができるようになりました。美味しいコーヒーを飲んだ時、綺麗な夕焼けを見た時、好きな音楽を聴いている時…そんな日常の些細な出来事にも、「私」は幸せを感じることができるんだと実感できるようになりました。

「私」を主語にすることは、自分自身を大切にすることにも繋がります。自分の気持ち、価値観、そして可能性を信じて、自分らしく生きていくための第一歩なのです。

あなただけの輝きを大切に

周りの人と比べるのではなく、あなた自身の内面を見つめてみてください。あなたは何が得意ですか?どんなことにワクワクしますか?どんな時に幸せを感じますか?

あなたには、あなただけの魅力、あなただけの輝きがあります。それは、他の誰にも真似できない、かけがえのないものです。人と比べる必要はありません。あなたは、あなたであるだけで素晴らしい存在なのです。

もし今、他人と比べて落ち込んでいるなら、少しだけ立ち止まって、「私」を主語にして考えてみてください。きっと、心温まる発見があるはずです。そして、その発見を大切に育てていけば、自然と心はポカポカと温かくなり、自分らしく輝くことができるでしょう。

焦らず、ゆっくりと、あなた自身のペースで進んでいきましょう。あなたの人生は、あなただけのものです。周りの目を気にせず、自分らしく、そして幸せに生きていきましょう。

ABOUT ME
ヒロユキ
【生きづらい毎日が少しづつ楽になる情報発信をしています】看護師18年目|2歳と4歳の育児中|HSS型HSP|自分に自信がもてない繊細な人に寄り添いたい|活動理念は「信頼できる相談相手」です。 https://lit.link/hiroyukiHSP