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メンタルヘルス

「パリンッ」と心が壊れる前に。自分を守るための8つの優しい選択

はじめに

現代社会は、常に時間に追われ、情報過多で、ストレスフルな環境に身を置く人が多いのではないでしょうか。頑張り屋さんのあなたは、周囲の期待に応えようと、つい無理をしてしまうこともあるでしょう。しかし、頑張りすぎるあまり、心が疲弊し、限界を迎えてしまう前に、自分を守る術を身につけることが大切です。

今回は、心が「パリッ」と割れてしまう前にできる、具体的なセルフケアの方法を8つご紹介します。

1. 責めてくる相手を肯定しない

誰かに責められたり、批判されたりすると、つい自分を責めてしまいがちです。しかし、相手の言葉が全て正しいとは限りません。時には、理不尽な要求や、一方的な意見を押し付けられることもあるでしょう。そんな時は、相手の言葉を鵜呑みにせず、「これは私の問題ではない」と割り切ることも大切です。

例えば、職場で上司から理不尽な叱責を受けたとき、「私が至らなかったからだ…」と自分を責めるのではなく、「上司の感情的な発言に巻き込まれただけだ」と冷静に状況を判断してみましょう。

2. 安全に過ごせる場所をキープ

心身ともに安心して過ごせる場所を持つことは、心の安定に繋がります。それは、物理的な場所だけでなく、心の拠り所となる人やコミュニティなども含まれます。

例えば、

  • 自分の部屋を居心地の良い空間に整える
  • 好きな音楽を聴いたり、アロマを焚いたりしてリラックスできる空間を作る
  • 信頼できる友人や家族に話を聞いてもらう

など、自分にとって安心できる場所や時間を確保することで、心のバランスを保つことができます。

3. 苦手な人とは距離を取る

人間関係は、時に大きなストレスの原因となります。どうしても苦手な人や、一緒にいると疲れてしまう人がいる場合は、無理に付き合おうとせず、適度な距離を保つことが大切です。

苦手な人と無理に付き合うことで、自分のエネルギーを消耗してしまうだけでなく、ストレスから心身に悪影響を及ぼす可能性もあります。

4. 共感したフリをしない

相手に共感しようと無理をする必要はありません。共感できないことや、理解できないことに対して、無理に同調することで、自分の心をすり減らしてしまうことがあります。

「共感できない」と思うことは、決して悪いことではありません。自分の正直な気持ちを受け止め、無理に合わせようとしないことが大切です。

5. 手遅れになる前に助けを求める

一人で抱え込み、限界を迎えてしまう前に、周りの人に助けを求めましょう。家族や友人、職場の同僚、専門機関など、頼れる先はたくさんあります。

「こんなことを相談してもいいのかな…」と悩む必要はありません。一人で抱え込むよりも、誰かに話を聞いてもらうことで、気持ちが楽になり、解決の糸口が見つかるかもしれません。

6. 弱い部分も出していく

常に完璧でいる必要はありません。弱い部分や、辛い気持ちを素直に表現することで、周りの人からのサポートを得やすくなることもあります。

「弱みを見せたらダメだ」と思わず、時には素直な気持ちを打ち明けてみましょう。

7. 「嫌だ」を口にする

自分の気持ちを尊重し、「嫌だ」と思うことは、はっきりと断りましょう。相手に遠慮して、自分の気持ちを押し殺してしまうと、ストレスが溜まり、心の負担が大きくなってしまいます。

断ることに罪悪感を感じる必要はありません。自分の気持ちを大切にし、無理のない範囲で行動することが大切です。

8. 1日30分以上自分時間を確保する

忙しい毎日の中でも、意識的に自分だけの時間を作るようにしましょう。好きなことをしたり、リラックスしたりすることで、心身の疲れを癒し、リフレッシュすることができます。

例えば、

  • 読書をする
  • 音楽を聴く
  • 映画を観る
  • 散歩をする
  • ゆっくりとお風呂に入る

など、自分が心地良いと感じる時間を過ごすことで、心のエネルギーを充電することができます。

これらの方法を実践してみることで、自分自身を守り、心を健康に保つことにつながるかもしれません。

ヒロユキ

心が疲れたと感じたら、この記事を思い出してみてください。そして、あなた自身を大切にするためのヒントを見つけてください。

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ヒロユキ
【生きづらい毎日が少しづつ楽になる情報発信をしています】看護師18年目|2歳と4歳の育児中|HSS型HSP|自分に自信がもてない繊細な人に寄り添いたい|活動理念は「信頼できる相談相手」です。 https://lit.link/hiroyukiHSP