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SNSで疲れてしまう「いい人」へ──優しさは、あなたの魅力です

こんにちは。心のケアナース、ヒロユキです。

SNSを利用していると、「なんかSNSって疲れる…」と思うことありませんか?私自身、自分の投稿に対して「いいね」やコメントがつかないと、「誰にも必要とされていないのでは」と感じたり、自分の投稿が「誰かを不快にさせていないか」「自分は攻撃の対象になっていないか」と不安になることがあります。特に、優しさを大切にする人ほど、SNSの世界で傷ついてしまうことが多いように思います。

SNS疲れの主な4つ原因

  • 長時間の利用: 無意識にSNSを開いてしまい、時間を浪費してしまう。
  • 他人との比較: 他人の投稿と自分を比較して、劣等感を感じる。
  • 承認欲求の高まり: 「いいね」やフォロワー数に過度に依存してしまう。
  • 対人関係のストレス: コメントやメッセージのやり取りで疲れてしまう。

優しい人ほど、SNSで傷つきやすい理由

SNSは、時にはリアルよりも厳しい場所です。相手のことを思いやったり、丁寧に伝えようとする人ほど、ちょっとした言葉や反応に心が揺れやすいもの。「人を大切にしたい」「誠実に向き合いたい」という想いがあるからこそ、ほんの小さな無反応や一言が気になってしまうんですよね。

特にHSP気質の方や、もともと優しい性格の方は、SNSでの無反応やちょっとした言葉に、とても敏感です。「自分だけ空回りしているのかな」「もう、SNSなんてやめようかな」。そんなふうに感じたことのある方も多いのではないでしょうか。

SNS疲れへの対処法5選

  1. 利用時間を決める: 1日の中でSNSを利用する時間を制限しましょう。例えば、「1回10分だけ」と決めることで、無意識な利用を防げます。SNSは無限に時間を消費させられるようにつくられています。だからこそ使用時間を意識することが大事です。
  2. 通知をオフにする: SNSの通知をオフにすることで、常に気にする必要がなくなり、心の余裕が生まれます。
  3. 他人と比較しない: SNSは他人の生活の一部を切り取ったものです。自分のペースで、自分らしく過ごすことを大切にしましょう。
  4. リアルなつながりを大切にする: 友人や家族との直接のコミュニケーションを増やすことで、心の安定が得られます。オンラインが発達した現代だからこそ、オフラインでのコミュニケーションが大事です。
  5. 趣味やリラックスできる時間を持つ: 読書や散歩、音楽鑑賞など、デジタルデトックスできる時間を意識的に作りましょう。

最後に──優しさは、あなたの強みであり魅力です

SNSの世界で傷つくのは、あなたが誠実に、そして丁寧に人と向き合っている証です。雑な発言や、誰かを傷つける言葉には敏感に反応してしまう──それだけ、他者を思いやる気持ちが強いからこそ、「疲れた」「もうやめようかな」と感じるのだと思います。

もし今、SNSに疲れてしまったなら、どうか無理をしないでください。一度離れても大丈夫です。また元気になったときに、あなたの言葉を待っている人が必ずいます。あなたの優しさは、決して弱さではありません。そのままで、十分に素敵な人です。

SNSでは、無理をする必要はありません。まずはご自身の心を大切にしてほしい──そう心から願っています。疲れたときは深呼吸して、スマホやパソコンから少し距離を置いてみてください。また元気が戻ったとき、あなたのペースで戻ってきてください。

私は今も、たくさん悩みながらSNSを続けています。でも、「共感した」「元気が出ました」と言ってもらえることで、また前向きになれます。優しさは必ず、誰かの支えになっています。

あなたの優しさは、決して無駄にはなりません。たとえ反応が少なくても、あなたの思いはきっとどこかで誰かを励ましています。どうか自分を責めず、焦らず、あなたらしいペースで進んでください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。もし今、誰にも話せない悩みやモヤモヤがある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

(ココナラお悩み相談しております)

ABOUT ME
ヒロユキ
【生きづらい毎日が少しづつ楽になる情報発信をしています】看護師18年目|2歳と4歳の育児中|HSS型HSP|自分に自信がもてない繊細な人に寄り添いたい|活動理念は「信頼できる相談相手」です。 https://lit.link/hiroyukiHSP